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この人に訊く/株式会社日装 有澤秀久社長

有澤秀久社長

昨年1月、前社長の突然の訃報により株式会社日装は、有澤秀久新社長のもと新体制をスタートさせました。マンション改修業界を先導していた前社長から引き継いで1年、「今一度勉強し直し、足固めをしていきたい」という有澤社長に、新年の決意と今後の会社のビジョンを聞きました。

− 新社長としてはじめての新年を迎えました
 本年はねずみ年で、干支の始まりです。
改修専門会社の先駆けとして歴史のある弊社も改めて業界のリーダーとして勉強していくことは多いと思います。
 また、ねずみは子だくさんといわれます。ひとつの工事を通し、たくさんのお客様がリピーターになってもらえるよう努めていきたいと思います。
−リピート物件の確保は前社長からのテーマでした
 引き継いだお客様の中では、すでに4回目の大規模修繕工事を迎えている管理組合が少なくありません。住民の皆様もご高齢になり、十分な居住者ケアを行うためにも、サービス介助士の資格を、経理部や総務部も含め全社員に奨励しています。
−サービス介助士とは?
 弊社で推進しているのは、日本ケアフィットサービス協会の「サービス介助士2級」(ケアフィッター)資格です。
 この資格は、高齢者や身体の不自由な方が、安心して社会参加できる環境を整えるために必要な「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を学ぶ資格です。
 資格取得をすすめた結果、工事中は率先してお年寄りの荷物に手を差し伸べる、塗料の臭気が気にならないように小さな芳香剤を貼るなど、お客様が喜んでもらえる仕事が自然とできるよう、社員一人ひとりが考えるようになりました。
 またサービス業としての理解も進むことで、顧客満足度が高まり、リピート物件の増加につながっていると考えています。
−今後のマンション改修業界をどうお考えですか?
 近年、週刊誌等のマスコミを通じて、大規模修繕工事に関する不安が問題視されています。安い価格はそのまま業務に反映し、どこかでつじつまを合わせなければなりません。
 それが管理組合から疑いを持たれる原因ともなっています。
 弊社をリピートしていただける管理組合様は信頼関係のもとにご契約をいただいています。そのため単に金額だけを提示して、どこかで手を抜くような工事の提案はしていません。
 現在の風潮に流されず、新規開拓物件からリピート物件への増加につなげていくためにも、現場に即した提案を行い、お客様の信頼を得る工事を目指してまいります。

(大規模修繕工事新聞 122号)

車椅子の実技風景。操作の習得と、乗った状態を体感

目の不自由な方へのご案内体験。自身も目隠しで案内を受け、より不安を低減するための手法を身につける

盲導犬をお連れした方からの講和も実施

全社員が「サービス介助士」の資格を取得。会社エントランスにその認定状を列挙している