
阪神・淡路大震災を契機に設立されたJARAC(建築耐震設計者連合)の活動を引き継ぎ、2004年に設立したNPO法人・JASO耐震総合安全機構では、能登半島地震の現地被害調査団を2024年4月1日、2日に派遣。
さらにJASO会員が個別調査(4月、6月、9月)を実施し、その結果をまとめたのが本書である。
災害の表れ方は異なる。能登半島地震固有の被災のありさまを記録として残し、被害の要因や対策を考えることが必要だ。破壊された建物には多くの貴重な教訓が残されている。しかし、やがて撤去され、跡形もなくなる。記録しておくことが本書の第一の目的である。
大規模修繕工事新聞2025-04-184号
『とりもどす街と地域の暮らし
2024年 能登半島地震
被害記録と提言』
著者/ JASO耐震総合安全機構
発行/テツアドー出版
サイズ/ A4判 ・200ページ
定価/ 4,000円(+税)
2025年1月21日
ISBN 978-4-903476-88-9