不動産データバンクの㈱東京カンテイは1月30日、「都道府県・主要都市のマンションストック戸数&マンション化率2024」を発表しました。
全国のマンションストック数は760万455戸。昨年より9万1,937戸増加しました。マンション供給について、コロナ禍以降で最も低い水準となりましたが、戸建てを含めた住宅世帯数の増加分も昨年を下回ったため、マンション化率の伸びは前年と同程度(13.11%)でした。
最もマンション化率が高いのは東京都の28.29%で、神奈川県23.16%、大阪府20.46%と続いています。最も伸び率が大きかったのは京都府の0.18ポイント。京都府ではストック戸数が4年連続で2,000戸以上であるのに対し、住宅世帯数の増加分が3年で半減していることが要因となっています。
大規模修繕工事新聞 2025-4月 184号
