「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を上の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。

マンション修繕会社談合問題/さらに広がり、コンサル数社にも調査

公正取引委員会が大規模修繕工事を手がける施工会社に立ち入り検査を行った問題は、当初の20社から、さらに複数社に立ち入りが入り、さらには施工会社の選定に関わる設計コンサルタント業者数社を調査していることも判明しています。こうしたことから、前号で「談合問題打開策!」その1として『マンションAI』活動員によるセカンドオピニオンサービス、その2としてコンサルタントのいらない新工事発注方式≪TM方式≫を紹介しました。
 今回はその第3弾として、『マンションAI』認定!修繕コンサルタントを紹介します。


 

全建センターが商標登録申請している『マンションAI』が導き出した真のプロ中のプロのコンサルタント会社を紹介するサービスです。管理組合の管理形態や修繕ニーズに合わせ、関連業界や管理会社等と取引の無い完全中立な修繕コンサルタントを数社紹介します。
 その少数の設計事務所の中から、取材を通じてマンション大規模修繕の実績を多く持ち、ノウハウを蓄積している信頼できる事務所を、第三者としての立場から中立に、客観的に厳しく審査し、業績と口コミも参考にして、修繕コンサルタントを選定します。
 中立・公正な修繕コンサルタントは区分所有者の合意形成から、修繕範囲の決定、工事会社の選定、施工、竣工立ち会いに至るまで担当します。管理組合へのトータルな支援により、工事失敗のリスクを軽減することが可能となります。
『マンションAI』認定「修繕コンサルタント」
①関連業種から完全に中立で利害関係がない
② 長期修繕計画の見直し、総会での合意形成、必要な修繕範囲決定等、業務実績が豊富
③ 管理組合の立場で、管理組合への気配り、配慮ができるため、評価が高い
④ 工事後のフォロー、相談も行い、管理組合との緻密な関係が維持できる
⑤ 外壁・防水、給排水改修のほか、窓サッシや玄関ドア改修のコンサルティングも可能

≪HP≫//www.syuzen-consul.com/


 

○制度の概要

○費用例
1. 月額3~5万円の相談コスト(契約期間1年以上)
  ( 30戸以下3万円/月、31戸~ 60戸4万円/月、60戸以上は要相談)
2. 長期修繕計画の再作成や給・排水管調査等、各調査等が発生した場合は実費

○全建センターの管理業務

 

 

 

 

 

 

 

≪HP≫//zenken-center.com/aisop/

 

 

 


 

 

①責任施工会社の選定アドバイス
1. 工事会社選定条件の設定と公募(会社規模、実績、技術力等の総合バランス判断)
2.工事会社選定の実施
3. 提出資料の比較・分析作業(見積書、提案企画書の査定比較と評価)
4.最終選考の施工会社選定に関わる評価と助言
②スケジュール設定管理
1.工事全体のマスタースケジュール作成(年単位)
2.各段階別スケジュール作成(月単位)
③工事会社管理
1. 調査診断業務における計画書作成の指示、内容の確認と指示
2.調査実施時の立ち会い
3.改修設計業務における設計内容の確認と指示および指導
4. 工事時の自主検査体制、「自主管理」事項内容の確認と指示および指導
④予算管理
 1. 管理組合積立金予算の把握と全体予算案の提案(プロジェクト開始時に設定)
 2.予算執行状況の確認と助言(工事期間中に実施)
○TM(トータルマネジメント)方式の管理料
 ( 工事価格1億円以上は1%、1億円以下から8千万円まで100万円、7千万円以下は一律70万円)

≪HP≫


大規模修繕工事新聞 2025-05(185号)