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ミャンマー人の受け入れ しっかりとした教育システムに尽力/建装工業株式会社 栗田直樹取締役

64-5-1ミャンマー人の受け入れ
しっかりとした教育システムに尽力

外国人作業員の時代がやってくる!? Prat15

*マンション改修業界でも作業員不足が問題となっています
64-5-2マンションストックが600万戸を超え、修繕工事の絶対量が増加しています。
東日本大震災の復興や、さらに輪をかけて2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、インフラ関連工事が増大する見通しです。
建設業界は他の業種に比べ、若年層が少なくなり、年々、高齢化が進んでいる現状があります。そのような中、当然作業員不足はさらに深刻な問題となると認識しています。

*人材不足問題はどのように解決するのでしょうか?

基本的には若年層が魅力を感じる業界となるような環境作りが必要です。
それは3Kと呼ばれるようなイメージからの脱却です。労働時間や待遇などの改善、社会保険の加入、1次下請け・2次下請けなど重層構造の解消等が考えれらます。まずは以上のような改善を行いつつ、日本人の若者を確保し、教育・育成することが大切です。
しかし、現実はそれでは間に合わない。そこで外国人技能実習制度を活用して国際貢献をしながら、緊急的な人手不足を補うことを視野に入れる必要性が生じています。
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*そこで栗田さんは1月、協力会社を伴ってミャンマー視察に参加されました

ミャンマー人は非常にまじめで、家族思いで、素朴な国民性だと聞いていましたが、実際に30人の若者との面接を通し、改めてハングリーでピュアで、仕事に対してひたむきな考えを持った若者が多いと感心しました。
結果、協力会社3社が8人受け入れることになりましたが、6カ月間の事前研修と日本語学習をしっかりやってきてほしいと思っています。

64-5-3*外国人の受け入れ体制はどのように考えていますか?

実際は、協力会社が受け入れ会社となって、協力会社の社員として実習してもらうことになりますが、当社としても実習生のケアについてはしっかりと考えていきたいと思います。
文化の違いに戸惑ったり、逆に慣れて楽な遊びを覚えたりしないよう、実習生をフォローする専門の担当をつけ、早く日本のやり方に慣れて立派に育ってほしいと思います。

*工事を発注する管理組合に対して伝えたいことは?

マンションの修繕工事は、お客様が住まいながらの工事となりますので、居住者の皆様に安心していただくためにも、実習生にはまず、日本語や日本の習慣などをよく勉強させ、きちっとした挨拶や気配り、マナーができる明るいキャラクターに育て上げたいと思います。
皆様から、当社の教育システムはしっかりしている、実習生の作業員は印象が良かったなどと言ってもらえるよう、作業員教育に尽力します。
まずはそれが前提であり、その上で人材不足の解決、国際貢献を目指してまいります。
(大規模修繕工事新聞 第64号)


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