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修繕積立金のガイドライン作成/国土交通省

11-05-17-14 国土交通省は4月18日、「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を発表し、修繕積立金の目安を示した。
ガイドラインの本文は国土交通省の下記アドレスからダウンロードができる。
◇//www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/mansei/manseikanri.htm
ガイドラインによると、例えば10階建てで建築延床面積が8,000㎡のマンションで、専有床面積が80㎡の場合、修繕積立金月額の目安の平均値は15,840円。目安の幅は10,000円から21,200円まで。

ガイドラインで示す修繕積立金の目安は、平成20年6月に国土交通省が公表した長期修繕計画作成ガイドラインに沿って作成された長期修繕計画の84事例をもとに、新築時から30年間に必要な修繕工事費の総額を出し、そこから毎月の積立額を算出した。
また、現在一般的である年数が経つにつれて値上げをしていく方式ではなく、定額を均等に30年間積み立てて行く方式で算出しているため、増額や修繕積立基金を組み込んでいない。
国土交通省では新築マンションの購入予定者や、今後長期修繕計画や修繕積立金の見直しを検討している管理組合に対してガイドラインの活用を促している。

(大規模修繕工事新聞 第17号)2011*05

11-05-17-15


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