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新たなマンション設計・監理方式を提案 来年度にもAI(人工知能)実用化へ

一般社団法人全国建物調査診断センターと、そのシンクタンクとして独立した一般社団法人マンション総研は現在、共同でAI(人工知能)や小型無人機ドローンを活用したマンション設計・監理方式のシステムを開発し、来年度の実用化を目指しています。
AIは機械学習方式とし、その分析によって現状の可視化や診断、問題発生の予測まで行います。大規模修繕工事の設計コンサルタントの経験を人工知能に最大限に取り入れることで、マンション設計・監理方式の提案機能を飛躍的に向上させます。
また、小型無人機ドローンを用いたシステムも開発中です。これまで作業員が行っていたマンション外装部分の調査をドローンに掲載したカメラによって判定することができ、より広範囲で確実、安全な作業を実現することができます。
全建センターとマンション総研は未来の大規模修繕工事に向け、新しい「設計・監理方式」の完成度を上げていく予定です。

(大規模修繕工事新聞 第85号)