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外国人作業員の時代がやってくる!? Part25

当日のセミナーの様子
講師を務めた院田氏

日本に来てすでに1年以上経過したミャンマー人技能実習生の紹介

1.日本語学校の教育ノウハウ
ミャンマー人材開発機構では、日本人による日本語講師のほか、日本語能力試験のレベル認定でN1およびN2資格者であるミャンマー人の日本語講師、さらには塗装、防水などを指導する日本人およびミャンマー人の技術講師が現地スタッフとして活動しています。
現在の生徒数は75人。日本語能力はN4のクリアだけでなく、日本の文化や習慣、日本人の考え方、チームワークの意識、信頼関係の大切さ、安全衛生、規則の遵守、生活ルール等を教えています。

2.独自の人材確保ルート
人材を確保するにあたり、ミャンマーの地方にも出向き、村長や僧侶から推薦を得た人材を志願者として技能実習生の候補者としてリストに入れています。
ミャンマー人は仏教への信仰心が強く、村や寺院などへ迷惑がかかるようなことになれば、親元に帰れなくなります。こうしたことから技能実習生として来日した後の失踪リスクの軽減につなげています。

3.ミャンマーでの実績
ヤンゴン市内に教育施設と講師陣を配置しています。ヤンゴン郊外の寺院とも提携し、寺院および校舎の建物を実習の教材として塗装、防水等の技術研修を行っています。
また、ミャンマーの公立学校とも協力関係を結んでいます。
2013年5月、日本とミャンマー間で技能実習生派遣に関するR/D締結が取り交わされました。ミャンマー人材開発機構グループそれ以降に活動を開始し、現在では155人の実習生を向かい入れた実績があります。

4.高い信頼性と充実の情報サービス
セミナー当日は、実際に日本に来て技能実習生として現場で働いている姿や、職長をはじめ、先輩同僚などの話を動画にまとめて紹介しました。さらに実習生がどのように日本で暮らしているのかも映し出されました。最後に、日本に来てすでに1年以上経過したミャンマー人技能実習生が実際に会場でマイクを持ち、今の素直な感想を日本語で述べていました。
ミャンマー人材開発機構では現在も、「失踪率ゼロ」を誇っています。
(大規模修繕工事新聞 第86号)

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