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耐震ドアシステム「アケルくん」

62-5-1大震災が起こると玄関ドアが開かなくなり、室内に閉じ込められ、安否確認も難しいケースがあります。
地震によるドア枠の歪みが10mm程度になると、ドアの開放に必要な力は100kg以上になります。震度6強の大震災ではドア枠の歪みは17mmになると想定され、200kg以上になるといわれています。こうなると人の力ではドアは開けられません。
ところが耐震ドアシステム「アケルくん」を取り付けると、地震によるドア枠の歪みが17mmでも6.12kgの力で開き、さらに局部的にドア縦枠が8mm歪んでも23kg以下の力で開くことが実験で証明されています。
「アケルくん」は、ドアの戸先側(錠前側)と上下に薄い樹脂製の滑り材をコーティングするだけ。平時のときには機能を果たしませんが、有事の際の閉じ込め防止、人命救助にたいへん効果的です。
また取り付け時にドアの調整を行いますので、それまで開閉が重い、きしむ音があるなどの不具合があれば解消して快適になります。
取り付け工事は1戸当たり1時間程度、費用5万円。ただし、集合住宅はスケールメリットがあるため工事費用を業者に相談することができます。なお、施工はメーカーの講習を受けた認定工事業者が行うことになっています。
●問い合わせ ───────────────────────────
リノ・ハピア株式会社
本社 〒145−0062 東京都大田区北千束3−1−3
城東支店・多摩支店・神奈川支店・埼玉支店・千葉支店
代表:渡辺清彦 資本金:1億円 設立:1964年(昭和39年)5月
0120−270−451 //reno-happia.co.jp
(大規模修繕工事新聞No.62)

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