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大規模修繕周期は15年超、適正金額の理解も提案

1007-07-19

建物の生涯費用の低減と環境保護

きちんとした、適正な工事を行うことによって、修繕周期を長くする取り組みを行っています。
通常10 ~ 12年周期の大規模修繕工事を15 ~ 18年周期で行うことができれば、建物のライフサイクルコスト(生涯費用)が低減され、修繕積立金の確保にも余裕が生まれます。
また、結果として、地球資源の節約と環境への負荷を軽減することもできます。
しかし、そのためには適正な工事金額、適正な工事内容を管理組合の人々に理解してもらわなければなりません。金額も内容も適正だからこそ、長期的な視野において「得する」ことになるのです。
管理組合交流会の実施
約20年前から年間2回程度、管理組合交流会を実施しています。 実際に工事を行ったマンション管理組合に協力してもらい、工事計画の進め方、工事内容、施工業者の選び方、工事品質の内容などを情報交換する場です。
1つの交流会で2つの管理組合の代表者から情報提供をしてもらうようにしています。マンションは一つひとつ違います。一つの事例を参考に答えを導き出せるはずはありません。いろいろな考え方があることを知ってもらうために、複数の情報が必要だと考えています。
●会社概要 株式会社ボス建築コンサルタンツ
●設立 平成2年8月 ●資本金 5,000万円
●所在地
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町14-23 セントラル代官山4F
☎03-3770-1340 FAX 03-3770-1343
E-mail:boss@boss-ac.co.jp
URL://www.boss-ac.co.jp
● 主な業務内容 (1)長期修繕計画策定・見直し業務(2)建物・設備調査診断業務(3)大規模修繕工事設計・監理業務(4)設備工事設計・監理業務(5)外構施設設計・監理業務(6)建物瑕疵コンサルタント業務(7)管理組合運営コンサルタント業務
●社員数 8人
●過去3年間の業務実績
■大規模修繕工事調査設計監理業務
2009年 2,000戸  2008年 1,613戸
2007年 1,524戸
■設備工事調査設計監理業務
2009年 980戸  2008年 1,206戸
2007年 2,994戸
■長期修繕計画策定・見直し業務
2009年 6管理組合  2008年 4管理組合
2007年 5管理組合
■その他業務
2009年 1,068戸  2008年 3,362戸
2007年 3,117戸
(大規模修繕工事新聞 第07号)

管理組合交流会の様子。集会所での工事説明会のあと、実際に建物を見て回る
管理組合交流会の様子。集会所での工事説明会のあと、実際に建物を見て回る

1007-07-21


大規模修繕周期は15年超、適正金額の理解も提案へ1件のフィードバックがあります。

  1. 駅前10階建90所帯マンションです。1991年竣工、2005年に第1回大規模修繕工事を行っています。第2回目の大規模修繕工事はいつ頃実施したら適正ですか?
    業務委託管理会社の外壁調査は実施しています。その結果ではコンクリートのひび割れ、ヘヤークラック、小さな爆裂、タイルの目地収縮等が有り、大規模修繕工事工事を勧められています。コンサルタント会社のコア抜きなど診断が必要ですか?理事会では、40年ぐらいやらなくて良いという人と今やらなくてはならないという人で決着がつきません。

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