マンションといえば外壁工事や防水工事に目が行きますが、目に見えない給排水管こそ早めの保全が重要です。
マンションの「給水管」と「排水管」は人間の身体で言えば血管です。この生活に必須なライフラインが機能しなくなるということ、それは通常の生活ができないということです。
給排水管の劣化によって水が使えない状況となれば、即座に日常生活に影響します。
漏水事故は上下階など近隣関係の悪化を招く原因にもなります。保険で対応するという考え方もありますが、近年ではマンション保険の補償内容、料金体系等が変更され、漏水事故が多発すると損害保険での対応ができなくなるケースが増えています。
なによりも大事なのは適切な給排水設備の維持管理を行っていくことです。
そのためには給排水改修に詳しい専門のコンサルタントが必要不可欠です。
全建センターでは、給排水管改修工事会社を経営していた木村章一氏を室長に迎え、給排水設備改修相談室を開設。本当の原価をつかんで、適切な工事費と合理的な工程管理、そして手抜き工事を見抜く品質管理で皆さまのマンションを守ります!
◆給排水管改修工事のストレスフルな3つの課題
1)入室工事があり、住民の合意形成が難しい
2) 共用部分、専有部分の取扱いとルール決めの必要がある
3)設備改修工事の経験豊富なコンサルタントが少ない
・ 給排水管改修に詳しい中立的な第三者のコンサルタントをパートナーにすれば安心
・ 管理組合役員の最初の仕事は「頼りになるコンサルタント」探しから
◆給排水設備改修相談室に依頼すると…
・ 管理会社や工事会社などとの利害関係がない第三者により、客観的なアドバイスが受けられます。
・ 修繕工事の受注を目的としていないため、管理組合の立場に立った調査・診断・報告が行われ、安心して依頼できます。
・ マンションに精通した調査スタッフが調査・診断します。
・ わかりやすい報告書により、現状を正確に把握できます。
◆給排水設備の現状把握と簡易調査
・竣工時の機器、配管類の図面確認
・貯水槽、ポンプの状況、目視調査
・共用給水管、共用排水管の外観目視調査
・漏水履歴の報告書等の確認
・給排水修繕履歴の確認
専門の調査員による給排水設備の状態を調査・診断の結果、報告書を提出します。
費 用:
料金は、各条件により見積らせていただきます。
募集:
首都圏限定/先着15件(月間)
<問い合わせ>
一般社団法人 全国建物調査診断センター
長期修繕計画の見直し相談室
〒112−0012 東京都文京区大塚5−3−10−1102
TEL:03−6387−9047 E-mail:info@zenken-center.com
//zenken-center.com/tyoki-sodan
大規模修繕工事新聞 178号2024-10
給排水設備改修相談室長
全建センター筆頭理事:木村 章一
・一級管工事施工管理技士
・一級建築施工管理技士
ソベント継手の劣化
パイプシャフト内、排水管からの漏水
ライニング更生工事をした給水管の劣化
屋上給水管の劣化
共用部分の給水管からの漏水
排水立管からの漏水