欠陥住宅被害者全国連絡協議会(欠陥住宅全国ネット・木津田秀雄代表幹事)は12月12日、衆議院第二議員会館で、「マンション共用部分の100%補修の実現を求める院内集会」を行いました。
現在、国会に提出が予定されている区分所有法改正案には、共用部分に係る損害賠償請求権等の行使の円滑化の改正が含まれています。しかし、共用部分の瑕疵を巡り、理事長(管理者)に原告適格がなく訴えを却下された裁判例があり、今回の改正案でもこの問題の解決は難しいままです。
これでは共用部分の瑕疵に対し、100%補修の実現ができません。そこで法改正の必要性を明らかにするため、院内集会が開かれました。
大規模修繕工事新聞 181号2025-1