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「見積書の読み方・比較の仕方」

59-08-1全国建物調査診断センターと建物修繕技術協会は9月28午後1時30分から、東京・京橋で管理組合役員勉強会「大規模修繕工事、見積書の読み方・比較の仕方」を開いた。
今回は第1部「建築部門」を㈱リノシスコーポレーション(1級建築士事務所)佐藤成幸常務取締役、第2部「設備部門」をブライトワークス㈱木村章一代表取締役が講師を務めた。
見積書を正しく読むという目的の大前提は「管理組合のおカネを無駄にしない」ということである。安い工事ほど下請け業者が重層化し、仕様や工程で手抜きが発生するようになる。そこに「安かろう、悪かろう」という図式が成立する。
59-08-2作業員の工賃と材料費のバランスなどを考え、見積金額の中身を知ることができれば、自ずとどんな工事会社をえらんだらよいのか、工事会社に何をどのように求めていいのかもわかってくるものである。もちろん素人集団である管理組合で処理するのは難しいので、建築士などの専門家にわかりやすくひも解いてもらうことが賢明であろう。
次号で講演内容の一部を紙上採録する。次回勉強会の予定は1 月25日㈰  >>>>詳しくはこちら

(大規模修繕工事新聞  No.59)


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