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管理組合「修繕奮闘記」/築12年、1回目の大規模修繕

管理組合「修繕奮闘記」

File Data. 51 神奈川・上鶴間/ L・ヴィアーレシティ管理組合

築12年、1回目の大規模修繕
住みよいマンションにするためには

神奈川・上鶴間/ L・ヴィアーレシティ管理組合
神奈川・上鶴間/ L・ヴィアーレシティ管理組合

マンション改修の専門家・設計専業の建築士事務所で構成する「マンション・ユニオン保全設計協同組合」が管理組合の協力を得て5月26日に工事見学会を、7月28日に居住者の小学生を対象とした夏休みイベント(施工会社の塗装技能士指導による塗装体験)を行った。
L・ヴィアーレシティは2001年竣工してできた管理組合であるものの、7年後には「建物保全委員会」を発足。理事会と連携を保ちながらセミナー参加などによりマンションの維持保全の知識の習得に励んだ。
2009年、大規模修繕工事の検討開始。
住民自らの目で経年劣化の個所などを確認し、建物の現状を知った。その上でフローチャートの作成、大規模修繕工事の進め方の検討をはじめた。そこで設計・監理方式を選択している。
大規模修繕工事の検討開始に際して、「管理組合が工事を実施する目的・方針を明確にすることが大切です」というのは師岡英裕理事長。
管理組合が決めたL・ヴィアーレシティ第1回大規模修繕の基本方針は①初期性能を戻すことと、居住水準に見合うグレードアップ②情報の開示と合意形成(すべてにおいて丁寧に、わかりやすく、オープンにし、区分所有者の合意を得て進めていく)③安全第一(居住者・地域住民の配慮も考えた工事計画とし、子ども対策なども周知する)④資金計画(修繕積立金の範囲内で工事を実施する。その後は将来の大規模修繕を見据えて長期修繕計画を見直しする)。
理事長は「工事の必要性を理解してもらうためには、よそのマンションの規模修繕工事を見学することが効果的。必ず複数の理事メンバーで参加し、特に女性に参加してもらうとよいと思います。工事が始まってからは理事会と修繕委員会で作る実行委員会方式を採用したことが成功しました。設計者、施工者、委員会の3者が緊張感を持つことがいい工事につながります」と話している。

 

45-02-02 のコピー
工事見学会で体験談を語る師岡理事長
45-02-03
施工者からは仮設計画を中心に説明が行われた
45-02-04
東日本大震災で破損したエキスパンション。その役目を果たした
45-02-05
中庭スペースに仮設事務所を設置
45-02-06
集会所棟の上にバルコニーの鉢植えなど一時保管場所を作った
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居住者の小学生を対象とした塗装体験イベントを実施

 

植栽ポットの仕上げ塗装に子供たちも真剣

 

 

 

 

 

 

 

 
工事データ
○工事名/ L・ヴィアーレシティ大規模修繕工事 ○建物概要/ 2001(平成13)年3月竣工・SRC造(一部RC造、S造)・12階建て・168戸 ○発注者/ L・ヴィアーレシティ管理組合 ○設計・監理者/マンション・ユニオン保全設計協同組合(担当:㈲モア・プランニングオフィス一級建築士事務所) ○施工者/㈱ヨコ
ソー
○主な工事内容/仮設(現場事務所、資材倉庫、廃材仮置場の設置、足場・メッシュシート養生等)/躯体回復/外壁タイル/外壁塗装/防水/シーリング/鉄部他塗装/その他建築関連工事 ○工期/平成25年1月~平成25年7月

(大規模修繕工事新聞 2013-9.5 No.45)

 


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