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住宅リフォーム・紛争処理支援センター 「住宅相談統計年報2020」

 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターは昨年9月、2019年度に実施した電話相談、住宅紛争処理の集計・分析をまとめた「住宅相談統計年報2020」を発行、ホームページ等で公表しています。
 電話相談 “住まいるダイヤル”では、相談員は一級建築士の資格を有し、専門的な知見から助言を行います。また、電話相談の一環として2010年度から「リフォーム見積チェックサービス」を実施。相談者の希望に応じて見積書の送付を受
け、内容をチェックして助言を行っています。

(1)2019年度の電話相談“住まいるダイヤル

 2019年度の「電話相談“住まいるダイヤル”新規相談件数」は34,002件で2018年度と比較して5.4%増加。このうち、「リフォームに関する相談」は11,948件で前年度比1.7%の増加だった。また、トラブルに関する相談は24,721件で、電話相談全体の72.7%を占め、このうち「リフォームに関する相談」は8,238件だった。
 相談者の解決希望内容は、「修補」を含むものの合計が47.5%となり、「新築等相談」の61.4%と比べ、「修補」以外の解決希望内容が多い傾向がみられる。

 不具合が生じている相談にみられる不具合事象は、「共同住宅等」では「変形」が最も多く、次いで「はがれ」、「性能不足」となった。※不具合事象は、複数カウントしているため合計すると100%を超える場合がある。

 

(2)リフォーム見積チェックサービス

相談者が見積書を取得した事業者の数は、「1社」が約7割。複数の事業者から見積もりを取得しないことが、「工事範囲や工事内容の確認点」「単価情報等の提供」の割合の高さにつながったといえる。

大規模修繕工事新聞(137号)