神奈川・横浜市のマンション管理組合で電柱、外灯ポール、けやきが植わっていた囲いを花壇として再生させた工事を紹介します。施工は㈱牧野造園(本社神奈川・牧野幸太社長)で、樹木の根を傷つけず、埋設してある配線・配管等への安全性も確保できる「エアースコプ」を採用しました。 施工後、管理組合では住民有志により、花壇として手
入れをしていく予定であるとしています。
○「エアースコップ」とは
特殊ノズルから圧縮空気を高速で噴射して、固まった土砂を瞬時に掘削する装置(通常使用空気量:59L/s、使用コンプレッサー:38kW)
空気で掘削しているので、スコップでは傷つけやすい樹木の根を傷つけず、また埋設物(配線・配管等)の損傷もなく、安全に施工ができる。
掘削した後の土は、空気で細かくほぐされているので、ふかふかになり、植物に優しい土となる。
大規模修繕工事新聞148号
けやきの細根を傷つけずに掘削作業ができる
エアースコップの作業・イメージ
施工前
施工中
施工後