日本建築士会連合会・日本建築士事務所協会連合会・日本建築家協会・日本建設業連合会の4団体が共同し、四会連合協定として2022年4月版「マンション修繕設計・監理等業務委託契約書」を発表しました。
委託書の内容は、四会連合協定「マンション修繕設計・監理等委託契約約款」に基づいています。
委託する業務については、①調査・診断業務、②改修(修繕および改良)設計業務、③耐震診断・補強設計業務、④工事施工者選定補助業務、⑤監理(工事監理含む)業務、⑥その他契約業務に付随する追加業務で、内容や実施方法の詳細は業務委託書を別に添付するとされています。
大規模修繕工事ではもっぱら施工会社との工事請負契約の大きな金額に注目されますが、設計コンサルタントとの契約内容の確認、契約金額の明確化、契約書の取り交わし等についても、後のトラブルにならないよう、しっかり行っておく必要があります。
大規模修繕工事新聞 150号