横浜市・住宅再生課は2月15日、横浜市住宅供給公社の運営委託により、「団地フォーラム・現地見学会」を開催しました。
現地は横浜市磯子区の大規模団地。耐震性不足であった給水塔、その下にあった管理事務所を解体し、給水システムの変更とともに、新しい集会所を建設しました。
今回は管理組合の協力のもと、その新集会所を建替えるまでの経緯や苦労話、その他管理組合、自治会の取り組み・活動等を聞かさせていただきました。
マンション概要
1971年3月竣工・RC造・5階建・39棟・696戸
分譲会社/日本住宅公団(現・独立行政法人都市再生機構〈UR都市機構〉)
管理会社/JS日本総合住生活
住棟については、耐震診断を行い、耐震性を確保していましたが、給水塔(兼管理事務所)の耐震性不足が発覚。給水塔が倒れると住棟に被害が及ぶ可能性が大きいことから2019年、新管理事務所棟運営準備委員会が発足しました。
同年12月には、プロポーザル方式による新集会所設計説明会を開催しました。以後、新管理事務所棟運営準備委員会では、住民アンケートや住民交流イベントなどを通し、要望整理・課題共有を進めながら利用イメージ、コスト、設計案、管理運営の検討を進めていきました。
新集会所の竣工・引き渡しは2021年3月。建設費の高騰からRC造から木造に設計変更となりましたが、日本ウッドデザイン協会(隈研吾会長)より、ハートフルデザイン部門にて「ウッドデザイン賞2022」の表彰を受けています。
新集会所の建設費(建物・外構等)は約2億3,000万円(解体費除く)。修繕積立金で賄った。
「耐震性能不足、ピンチをチャンスに」というスローガンのもと、「住民主体プラス専門家サポートが団地の課題解決力です」と理事長。現在、理事会、自治会、民生員、各種同好会から人材を集めた「集会所運営チーム」が運営を司っている。
大規模修繕工事新聞 2026-3月 195号













