4月28日後楽園ホール、スーパーフェザー8回戦。東上剛司選手(ドリーム所属/日本スーパーフェザー級7位)がリングに上がりました。
対戦相手は同級11位の山元浩嗣選手(ワタナベ所属)。日本ランカー同士の対戦です。
試合は第3ラウンド、東上選手の右ストレートがヒット。山元選手の左目が腫れてきました。7ラウンドにはバッティングカットで出血し、ドクターチェックを受けました。
とはいえ、一進一退の好ゲーム。東上選手は1980年生の35歳、山元選手も32歳ながら打ち合いが続き、見ている方も興奮が高まります。
結果は77−75、77−76、76−77で東上選手が2−1の判定勝ち。通算戦績を13勝(2KO)13敗5分のイーブンとしました。
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東上選手は通常、マンションの大規模修繕工事を手がける㈱エーファイブ( 本社: 東京墨田区、木村康三社長)の社員として勤務しています。
ボクシング一本で食べていける選手はひと握り。日中は仕事をしながらトレーニングを続ける選手がほとんどで、そんな選手をバックアップする企業は欠かせない存在です。
試合当日は会社関係者等も含めて150人超えの大応援団が駆けつけ、東上選手へ熱い声援を送っていました。
(大規模修繕工事新聞 第78号)