大震災の際、新耐震基準のマンションであれば倒壊の可能性は極めて低いと言えます。問題は「閉じ込め」。地震によって躯体(壁)がゆがみ、玄関ドアが開かず、部屋内に閉じ込められるケースが多数発生しているのです。
たとえ バール等で玄関ドアをこじ開けて人が避難できたとしても、 今度はそのドアを再度閉めて施錠することは困難です。東日本大震災でも有事の際につけ込んだ被害(空き巣・事務所荒らし)が問題になりました。
そこで好評発売中なのが東海ドア㈱製造、野口興産㈱販売の地震対応玄関ドア (対震ドア)「デレマース」です。「デレマース」はドアの中に小さなドア (小扉)を設けた新発想の2 ドアシステム。
大地震により玄関ドアの枠が変形しても軽く押す程度の力(3 kg~)で簡単に開放できます。また「デレマース」は従来の対震玄関ドア比で 2倍以上変形しても避難扉が開くため避難が可能となります。
無事に避難した後、次に心配なのが部屋の防犯です。「デレマース」は避難後の施錠・開錠が可能で、小扉にも専用のカギが付いているため、繰り返し施錠が可能です。
震災後の生活・火事場泥棒から財産を守ることができます!
※主に建具の業界では、地震に耐えうる「耐震」ではなく、地震に対応するという意味で「対震」という用語を使っています。
デレマース設置後の感想は?
・ 以前は地震が来ると、すぐに玄関を開けに行っていましたが、(設置後は)そのような心配はしなくなりました。(50代女性)
・( 地震が起きた時)火のまわりとともに、避難出口が心配でしたが、(設置後は)地震が起きても玄関は開くんだと安心しています。(70代女性)
●「デレマース」、ドア交換のお問い合わせは…
野口興産株式会社
リニューアル事業部
TEL:03-3994-5627 FAX:03-3994-5631
shiba@noguchi-kousan.co.jp
//www.noguchi-kousan.co.jp
野口興産のホームページでは、対震ドア「デレマース」の詳細説明、動画も閲覧できます。
(大規模修繕工事新聞 第80号)
玄関ドアが開かなくても「第2のドア」で脱出可能
小さな力(3kg ~。指先で押す程度の力)でも簡単に開放可能
バールでこじ開けると、その後の施錠が困難となる