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除草に子ヤギをレンタル

69-01除草に子ヤギをレンタル

コミュニティ向上での活躍も期待
アーバンコンフォート横浜和田町管理組合

横浜・保土ケ谷区のアーバンコンフォート横浜和田町管理組合では7月19日から、3カ月契約で長野県伊那市のグリーンファームより、今年4月生まれの子ヤギ「ルル(オス)」「モモ(メス)」(名前は居住者による公募で決定)の2頭を除草対策、コミュニティ向上を目的にレンタルしています。
管理組合では「子ヤギの話題から居住者同士が顔を合わせる機会が増えた。夏休み期間中なので、特に子供たちが喜んでいるし、高齢者と子供の接点も生まれています」といいます。
子ヤギの放牧場所は急勾配の法面約730㎡。この一帯は入居以来14年間、管理会社による除草につき年1回23万円を植栽管理費として支払ってきたそうです。
子ヤギのレンタル料は1頭につき半年間で3,000円×2、プラス小屋代1基5,000円で、合計1万1,000円。1頭当たり月に100㎡は食べるということから、うまくいけば十分な節約効果が期待できそうです。
組合では「ヤギをお世話し隊」を設置し、飼育のサポート(水の入れ替え・小屋の清掃等)を行っています。動物や家畜が苦手な居住者もいるので、特に匂いや鳴き声には気を使っているそうです。ただ
近隣住戸を含む地域の自治会に報告したところ、拍手で歓迎されたといいます。
居住者間では「試行錯誤を繰り返しながら、来年以降も続けられれば良いのでは」という話が持ち上がっています。
(大規模修繕工事新聞 第69号)

長野県伊那市のグリーンファームにて、子ヤギを受け取りに行った理事長と副理事長(左から2人)
長野県伊那市のグリーンファームにて、子ヤギを受け取りに行った理事長と副理事長(左から2人)
放し飼いにする法面は約730㎡。50~60度の急勾配となっている
放し飼いにする法面は約730㎡。50~60度の急勾配となっている
子ヤギは暑い真夏の日差しを避け、夕方から夜にかけて活発に活動している
子ヤギは暑い真夏の日差しを避け、夕方から夜にかけて活発に活動している

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