オーダーメイドの工事をご提供します!
最近ではマンション改修業界でも業者選定の際に「プロポーザル方式」というものが流行している。
「プロポーザル(proposal)」は「企画、提案」の意味。見積もり合わせの際に、金額だけではなく、どんな工事を提案してくれるのかを期待し、それを選定材料にする方法である。
具体的には、新しいこの工法や材料を使えば、費用的に安く、美観向上や劣化防止にも大きく前進する工事の提案のことである。
こうした「プロポーザル方式」のプレゼンを優先させるため、ヒアリングでは「当社は会社説明をあまりしません」と担当部長。「後で読んでもらえればわかるものを削除して、時間を有効に使っています」。
提案と言っても、無理な提案は論外である。
「現地調査をしっかりやる」。それがそのマンションに必要な修繕工事につながっていく。
「オーダーメイドの工事をします。それが当社の売りです」
修繕工事はその場その状況で異なる。それをしっかりやれるのは、ゼネコンに鍛えられた企業体質といえよう。
(大規模修繕工事新聞 第10号)