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Q72  マンション内に見知らぬ人が…

Q72  マンション内に見知らぬ人が…

 

 

 

 社会的に怖い事件が続いている中、先日見知らぬ人がマンションの廊下を歩いていました。個人または管理組合としてどのような防犯をすればよいですか?

ベストアンサーに選ばれた回答

ハードとソフトの活動組み合わせ
コミュニティこそ有効な防犯対策

①深夜、マンション2階の住戸のドアの鍵穴をこじ開け、玄関から強盗が浸入した。
②マンション1階住戸のカギのかかっていない玄関から強盗が浸入した。
③玄関ドアを開けたら、いきなり後ろから襲われた。
④朝、ベランダから窓を開けたら、刃物を持った男がベランダに立っていた。
⑤夜間、マンションの2階住戸の居間で、隣の事務所のベランダから侵入した空き巣に現金と貴金属を盗まれた。
⑥午前10時ころ、オートロックのマンションで、同時に入り込んだナイフを持った男に、幼児と母親が襲われた。
 マンションではオートロックや防犯カメラがあるので安全だと思い、油断してしまうこともあるようですが、 空き巣の多くは玄関や窓の鍵の閉め忘れによる被害ですから、注意喚起が必要です。
 防犯対策に当たっては、マンションの周辺状況、建物形式、管理体制、入居者のライフスタイルなど、さまざまな条件を考慮しなければなりませんが、できる限り自 然的監視、領域性の強化に重点をおくこと、すなわち、「声を掛け合う」「周辺を見守る」活動も重要です。
 ハード面とコミュニティ活動を組み合わせることによって、防犯効果はより高まります。
 マンション管理標準指針コメントでは、防犯対策としてソフト面の対応が示されています。
(1)日ごろから居住者間同士のあいさつが自然に行われるような取り組み
(2)防犯マニュアル等防犯に関する情報の収集・提供
(3)近隣自治会と連携して、定期的な「防犯パトロール」の実施
 管理が行き届き、良好なコミュニティが形成されているマンションは、犯罪者が一番嫌がるマンションであるともいわれており、ご近所との良好な関係を築くことこそ有効な防犯対策となります。
 〈参考引用:マンション管理センター発行 『新任理事のための基礎講座』〉

(大規模修繕工事新聞118号)


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