都市部のマンションでは近年、機械式駐車場の空きが増えています。高さ制限でハイルーフ車が入らない、若者の車離れ、後期高齢者の増加などが原因といわれています。
川崎市の84戸のマンションでは、機械2段式20台、平置き8台の計28台を設置していましたが、メンテナンス費用の節約を目的にリニューアル工事を実施しました。
工事内容は、機械式駐車場を全面撤去、すべて平置きとし(20台→10台)、従来の平置きの場所を増設(8台→11台)、さらに平置きを3台新設し、結果として5台減少の23台の平置きの駐車場としました。
工事後の支出において、機械式のメンテナンス費用55万円/年、この先20年間の長期修繕計画費用の合計約1,800万円の支出軽減ができました。
全国建物調査診断センターでも機械式駐車場に関する相談が圧倒的に増えています。全建センターのサービスのひとつである「駐車場リノベーショ ン機構」では下記のとおり、駐車場のさまざまな問題をワンストップで解決するため、コンサルタントやアドバイザーなどの専門家、協力会社を組織し、対応にあたっています。
(1)駐車場使用料の会計処理、税金対策
(2)迷惑駐車対策・防犯対策
(3)メンテナンス内容の見直し
(4)空き駐車場への対応
(5)機械式駐車場リニューアル
ご相談、ご要望は、電話、FAXまたはE-mailでお申し込みください。
<問い合わせ先>
一般社団法人全国建物調査診断センター
提供サービス「駐車場リノベーション機構」
☎03−6304−0278 FAX. 03−6304−0279
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(大規模修繕工事新聞 119号)