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川崎の修繕委員会とリモート会議を実施/全建センター

7月12日㈰9時30分。全国建物調査診断センター事務所に、コンサルタントの管純一郎理事が到着しました。当日は川崎市のVマンション管理組合の修繕委員会があり、オンラインシステムで会議を行うことになっています。
Vマンション管理組合は全建センターと管理契約を結び、全建センターのトータル・マネジメント方式(TM方式)で大規模修繕工事を検討しています。今回、新型コロナ対策として、オンラインによるリモート会議を行うことになりました。
全建センターのオンラインシステムはGoogle Meetを使用。利用料は全建センターが全額負担しています。


10時からの修繕委員会にあわせるため、余裕をもってセッティングをはじめ、時間を待ちます。
10時になると、修繕委員のみなさんが続々と菅理事のパソコン画面に登場します。
<全建オンラインシステムガイド>
全建センターのオンラインシステムに参加するには、パソコンまたはスマートフォン、ipadから接続する方法があります。
1. 管理組合員各位に全建センターの主催窓口から会議アドレスと開催スタート
日時をメールで事前連絡をいたします。
2−1. パソコンを用いる場合(別途、カメラとマイクが必要です)
①Google Meetのサイトを開きます。
//meet.google.com
② 主催窓口から送信されたURLをクリックし、「今すぐ参加」をクリックして、会議に参加します。
2−2.スマホ、ipadを用いる場合
① スマートフォン、ipadなどにあらかじめGoogle Meetアプリをインストールしておきます。
② 主催窓口から送信されたURLをクリックし、「今すぐ参加」をクリックして、会議に参加します。
修繕委員は4人。菅理事を交えて5人で会議を開始しました。全員の映像・音声が確認できるまで約10分かかりましたが、無事会議はスタートすることができました。
今回の議題は①大規模修繕工事で行う工事項目かどうかの検討、②3社から出ている見積もり比較、③施工会社提案の追加工事の提案、④工事実施の時期、等。修繕委員長が事前に用意した資料をもとに議題の説明をしながら、コンサルタントの菅理事にアドバイスを求め、修繕委員のみなさんと意見交換をする形で会議は進んでいきました。


※ パソコンで参加する場合、ブラウザはChrome、Firefox、Edgeのいずれかをご利用ください。
 修繕委員会では基本的に全建センターのトータル・マネジメント方式(TM方式)を採用して検討を進めています。
 トータル・マネジメント(TM)方式とは、従来の「責任施工方式」を全建センターが管理組合と管理契約を結び、工事会社を公正に管理する、新たな「責任施工・管理運営方式」です。
 Vマンション管理組合において、菅理事はコンサルタントの役目を務めますが、「責任施工方式」を前提とします。このためパートナーとなる施工会社選定は慎重です。
 現在は3社から2回目の大規模修繕工事の見積額が出されています。工事項目や工事仕様は1回目の工事のものを使いました。
 この見積額について、委員からは「末永く、技術的なアドバイスをしてもらうことを考えたら、多少高くなっても、時間をかけて信頼関係を作っていくべき」などと意見があがりました。
 菅理事は「今の見積額で優劣をつけるのではなく、3社ともヒアリングをしてもいい」とアドバイスを行いました。

(大規模修繕工事新聞128号)

当日の資料の下に参加者の画像が映っている