月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

「子育て支援型共同住宅 推進事業」の募集開始 令和3年度補正予算で創設/国土交通省

 国土交通省は共同住宅(分譲マンション/賃貸住宅)の「子育て支援型共同住宅推進事業」として、子どもの安全・安心に資する改修の取り組み等に対する支援制度を令和3年度補正予算で創設。取り組みを実施する管理組合などの民間事業者を対象に1月20日から5月31日まで、補助対象事業の募集を開始しました。
■補助事業
(1)子どもの安全確保に資する設備の設置
・ 転落防止の手すり等の設置や防犯性の高い玄関ドア等の設置など、住宅内での事故防止や不審者の侵入防止などを目的とした子どもの安全確保に資する設備の設置に対して支援します。
・補助:改修工事の場合1/3(上限100万円/戸)
(2)居住者等による交流を促す施設の設置
・ 多目的室(キッズルーム・集会室)の設置やプレイロット(遊具・水遊び場・砂場)の設置など、居住者間や地域との交流を促す施設の設置に対して支援します。
・補助:改修工事の場合1/3(上限500万円)
<問い合わせ>
 子育て支援型共同住宅推進事業事務局(㈱価値総合研究所)
 housing_value@vmi.co.jp(受付は原則、メールのみ)

大規模修繕工事新聞 146号

交流場所として利用できるキッズ―ルームや多目的室、プレイロット等の設置を支援