国土交通省総合政策局・建設経済統計調査室は6月13日、建築物リフォーム・リニューアル調査を実施し、第1から第4四半期までの受注分について令和4年度計としてまとめ、発表しました。調査対象は建設業許可業者5,000社です。
令和4年度の「住宅合計」のリフォーム・リニューアル受注高は3兆9,200億円で、前年度比4.6%増加。管理組合発注の受注高も6,405億円で同10.5%増加しました。
平成30年度から5年間の受注高の推移を棒グラフでみると、新型コロナウイルス感染症が拡大した令和2年度を底値にV字形の回復となっていることがよくわかります。
大規模修繕工事業界にとっては、マンションの適正な建物維持管理のため、安定した推移のもと、工事が実施されることを期待します
大規模修繕工事新聞 163号