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子どもの転落防止を注意喚起 手すり等改修の支援事業もあり

 子どもがマンションのバルコニー等から転落する事故については年々増加しています。
 そこで令和5年度秋季の建築防災週間における近年の災害・事故を踏まえた建築物の防災対策に関する取組の一環として、子どもの転落防止に関する注意喚起とともに周知・啓発を呼びかけています。
 なお、国土交通省では、共同住宅(分譲マンション・賃貸住宅)を対象とする「子育て支援型共同住宅推進事業」において、必要な手すり等の改修に対する支援を行っています。
〈子育て支援型共同住宅推進事業〉
 //kosodate-sc.jp  募集期間 令和6年2月29日まで


 

大規模修繕工事新聞10月号(23-10)

子どもの転落事故を防止するためのポイント
◆窓・ベランダ等からの転落
・3 ~ 8歳を中心に幅広い年代で発生
・頭を中心に広範囲を受傷。
・ 高所からの落下は生命に関わる重大なけがにつながるおそれ
〈ポイント〉
・ 子どもが勝手に窓を開けたり、ベランダに出たりしないように、
窓には子どもの手の届かない位置に補助錠を付ける
・ 窓やベランダの手すり付近に足場になるようなものを置かない
・ 窓、網戸、ベランダの手すり等に劣化がないか定期的に点検す

・小さな子どもだけを家に残して外出しない
・ 窓を開けた部屋やベランダでは小さな子どもだけで遊ばせない
・ 窓枠や出窓に座って遊んだり、窓や網戸に寄りかかったりさせない