『マンションにおける高齢居住者支援のための民事信託活用手引き』
マンション管理の仕組み・対応、居住者の高齢化に伴う課題、信託契約、信託登記
マンション居住者の高齢化が進む中、住戸(専有部分)の保存や管理、あるいはリフォームなど、自身では対応できない人が増えると想定される。さらにマンション全体(共用部分)の管理(意思決定や責務等)に支障を来たすことも考えられる。
認知症など判断能力がなくなった場合、代理や後見制度等もあるが、本書ではよりハードルの低い「民事信託」の活用方法を紹介している。
事例では、マンションでの老後の生活に備えた民事信託の活用ケースを取り上げ、マンション信託の定義やポイント、信託設定実務の流れ等を解説。設定後の実務についてはQ&A形式で具体的で、わかりやすく説明している。
大規模修繕工事新聞 No.169号(24-1)
編者/一般社団法人民事信託推進センター
マンション支援信託推進委員会
著者/海野千宏・黒須良次・田中康敦・
森登規雄・山北 英仁
発行/日本加除出版㈱
体裁/ A5判・348ページ
定価/ 4,290円(本体3,900円+税)
発刊/ 2023年11月27日
ISBN:978-4-8178-4913-7