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商品紹介/紫安全・安心な水性防錆塗料 オール水性錆止め工法「サビキラー」

 近年、マンション等の内外壁や屋根の塗り替え工事には水性塗料が使用されているものの、鉄部については性能の良い水性塗料がないため、油性塗料(有機溶剤)が使われている現場がほとんどです。しかし、油性塗料による中毒等の事故は少なくなってはいません。
 ㈱BAN-ZI(本社・千葉市、宮原万治社長)では、赤錆を黒錆に変えることができる「サビキラー」シリーズを開発。水性錆転換塗料「サビキラープロ」、特殊エポキシ塗料「エポプライマー」、水性防錆塗料「サビキラーカラー」のオール水性塗料を実現可能な、油性以上の性能で錆を止める ことを可能としました。工事中の居住者、作業員、さらに環境を第一に考え、安全・安心な水性防錆塗料の採用が可能となります。


水性錆転換塗料「サビキラー」の特徴
 錆転換反応とは、錆転換剤と水が反応し、赤錆が黒錆に化学反応を起こすこと。錆転換塗料はほとんどが油性である中、サビキラーは水性塗料として開発された。旧塗膜の赤錆の上にサビキラーを直接塗布することができ、 ケレン作業の手間とコストを省くことができます。
1. サビの上に直接塗れる
 従来のサビ止め塗料はケレン作業(サビ取り)が必須で、それが不充分だと何を塗ってもサビの再発生が防げません。しかし、サビキラープロはサビ転換機能付きの塗料なので、サビにそのまま直接塗装しサビの進行を止めます。
2. ケレン作業の手間・経費を大幅にカット
 上記のように従来サビの再発を予防するには面倒なケレン作業が不可欠でした。ケレン作業はプロでも100%完璧なケレンは困難で、それだけで手間や経費がかかってしまうのが現状です。しかしサビキラープロはケレン作業の手間も経費も大幅にカット。それなのにサビの再発を防ぐことができる画期的な塗料です。
3. 人と環境にやさしい水性塗料
 従来のサビ関連商品はほとんどが溶剤(油性系)であるのに対し、サビキラープロはなんと水性塗料です。そのためシンナー等の臭いの問題もない環境配慮型塗料です。さらに水性なのに速乾性が高い為、作業性もアップします。
4. 鉄部が湿っていても塗装可能
 従来の溶剤(油性系)塗料は塗布面が完全に乾いていないと塗装が出来ませんでした。しかし、サビキラープロは水性なので鉄部が少々湿っていたり濡れていてもウエス等で拭き取ってからの塗装も可能です。
5. 施工が簡単で取り扱いやすい
 従来のサビ転換剤の使用には、サビた部分のみの使用が限定されておりました。実際には旧塗膜の付着やサビの無い部分もあり、施工は単純ではありません。サビキラープロは塗膜の上でも、サビの無い部分でも、もちろんサビの発生部でも区別なく塗れる抜群の作業性があります。また速乾性も優れ扱いやすいです。
6. 亜鉛メッキにも塗装可能
 通常亜鉛メッキには塗料が密着しにくく、塗装は困難とされてきました。しかし、サビキラープロは亜鉛メッキに密着が良好で、サビた部分のタッチアップのみでも全面塗装でも塗装が可能です。
7. サビ止めプライマーとしても使用可能
 従来のサビ転換剤はサビ転換機能だけで使用箇所もサビた部分に限定されていましたが、サビキラープロはサビた部分はサビ転換、またサビていない金属に塗った場合はサビ止めの効果があり、上塗りをする前の下地処理に最適です。また上塗りも選びません。
8. 上塗りは水性、油性どちらもOK
 通常水性塗料の上に溶剤(油性塗料)を使用するとちぢみ等のトラブルがありました。しかし、サビキラープロはこれまでの常識を覆し、上塗りに溶剤(油性塗料)の塗装が可能な画期的な塗料です。
9. シーラーとしても使用可能
 旧塗膜(水性系、溶剤系)の上に処理した場合は、強溶剤及び溶剤系(油性塗料)を塗った時に起こるちぢみ等のトラブルを止める効果があります。
10. サビとの反応を変色で知らせるお知らせ機能付き
 サビ転換反応を起こしたことを黒や茶色っぽい色に変色して知らせてくれます。
※ サビの状態や環境、素材によって反応色は出る場合と出ない場合がございます。出なくてもサビにはしっかり反応しているため問題ありません。


大規模修繕工事新聞 183号 2025-03

サビキラープロ

サビキラーカラー

エポプライマー