国土交通省・建設経済統計調査室は4月30日、平成25年度上半期受注分における建築物リフォーム・リニューアル調査報告を発表した。調査対象期間は平成25年4月1日~9月30日。
これによると、住宅に係る物リフォーム・リニューアル工事の受注高は2兆2,452億円で、前年同期比49.8%増だった(グラフ参照)。過去5年間の推移をみても、上半期は1兆4,000億円前後であることから、昨年の消費税増税前の駆け込みがいかに多かったかがわかる。
発注者を「管理組合」に限定した工事受注高は8,375億円で、前年同期比94.1%であった。来年の消費税10%増税前後に大規模修繕工事を計画している管理組合にとって、工事契約時期の検討材料に参考となる数字だ。