経済産業省は5月 14日、MEMS (マンション・エネルギー・マネジメント・システム )を導入するため補助金交付申請のあった 12棟のスマートマンションに対して補助金の交付決定を行った。
電力消費量を把握し節電する事業に対して導入費用を補助するもので、補助金を受給するためには、 MEMS アグリゲータのエネルギー管理支援サービスを受ける必要がある。
節電や省エネにつながるシステムで 、経産省は平成24 年度「スマートマンション導入加速化促進対策事業」として130億円の予算を 国に要求している。
MEMSアグ リゲータの管理会社系では、東急コミュニティー、伊藤忠アーバンコミュニティ、長谷工アネシス などが登録されている。
対象 となるには新築マンションの可能性が高い が、高圧一括受電に切り替えた場合はメーター類を全て交換するので、その際 にスマートマンション化が図れる。
従って、既存マンションについてはスマートメーターを活用した 高圧一括受電への切り 替えとセットで普及していくのではないかと予測される。