Q1 わがままな組合員がいて困っています!
私は今回輪番制で管理組合の理事になりました。
そこではじめて、うちのマンションには交渉事を好み、やりこめることを楽しむ60代後半のクレーマー(男性)
が住んでいることを知りました。
「やりこめる」とは主に管理会社相手です。些細なことを取り上げて「親会社に、国土交通省に、マスコミに言う」と脅し、理事会は何も対策をしていないとクレームをつけています。
些細なこととは、「清掃員があいさつをしなかった」「通路のコーンを片付けていなかった」など。このクレーマー、私からみると単なる暇つぶしにしかみえませんが、理事会で対処をどうすればいいのかわかりません。
他の管理組合でもこうしたクレーマーで困っているところはありませんか?
もしあれば、そうした時はどうしているのか教えてください。
ベストアンサーに選ばれた回答
チーム意識を持って対応しよう!
まずは現理事会でスクラムを組み、理事長一人がやり玉に上がらぬよう意思確認をしたうえで、理事会として注意勧告をしてはいかがでしょうか。
同じ住民同士でもめ事はやっかいで、やりこめられているのが管理会社なら、なるべく触らずにしているほうが無難と、避けたいところです。
うちのマンションでは、大規模修繕工事のあとに工事かしを訴える住民がいました。40代の独身女性です。
管理組合が納得しているのに、1個人が共用部分に傷がついている、汚れがひどい、職人の対応が悪かった…と、理事会に訴え、行政に訴え、NPO団体に訴えと必要な攻撃をしていました。
工事会社の担当者も悲鳴を上げて理事会に報告してきます。理事長の家にはその女性が1日何時間も苦情の電話をかけてきます。
何か金銭を巻き上げようとか、何かしてくれという要望はありません。ただただクレームをあちらこちらに執拗に投げ込むだけなのです。
今では理事会のほか工事会社も管理会社も仲間に入れチーム意識を持って対応するようにしています。
その上で、情報共有をし、クレーム等を証拠として蓄積していき、最終的に区分所有法の「共同の利益に反する行為」をちらつかせていこうと思っています。
管理組合としては、行うときに行うことをしなければ、周辺に変な評判が立ち、資産価値に影響するとも限りませんから…。
大規模修繕工事新聞編集部