月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

防水工事の工法や材料が多種多様でどれが良いのかわからない

Question

防水工事の工法や材料が多種多様でどれが良いのかわからない

Answer

既存防水のふくれを補修し、アスファルト防水の2層重ね工法を採用した例
既存防水のふくれを補修し、アスファルト防水の2層重ね工法を採用した例

防水材料では、あらゆる部位に万能的に最良である材料と工法は存在しない
2000年4月の住宅品質確保促進法(品確法)の施工後、分譲会社は新築住宅の「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」の瑕疵について、最低10年間の保証を義務付けられました。
その結果、防水を施工している部位が増加。したがって改修工事の際も防水個所の施工部位が増加しました。
改修工事の防水工法は基本的に撤去・更新を採用しない場合がほとんどです。既存の防水層にかぶせる、塗り重ねる工法となるので、その既存の防水層との相性が重要になります。
例えば、あるマンションの屋上では、平場は露出アスファルト防水、笠木はウレタン塗膜防水としていたり、別のマンションでは平場はシート防水、側溝をウレタン塗膜防水としています。
つまり、その部位や既存材料との関係で最適な材料・工法が決まるのです。「最も良い材料・工法を教えて」といわれても、「万能的に最良である材料と工法は存在しない」と回答せざるを得ません。
(大規模修繕工事新聞 2014-9 No.57)管理組合役員勉強会2014-06-23より


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