日本郵便㈱、㈱ナスタ、Amazon.co.jpの3社は協力して物流インフラの向上を目指す取り組みを開始した。
これに伴い、㈱ナスタは大型郵便物対応の集合住宅用ポスト「D-ALL(ディーオール)」の 開発、11月から販売している 。
配達物は、はがきや手紙が主流だった時代、A4サイズの投函は当たり前となってきた時代、そして今、ネット通販の普及で梱包を含め大型のものが増加する時代となっている。しかし、受け取り側が従来のポストでは再配達など 、利便性の高い配送サービスに支障が生じる。オンラインショッピングを利用した場合、発送されるメール便の約65%が投函できず、再配達となっているというデータもある。
大型ポストの普及で、 日本郵便㈱は再配達の軽減による人件費の削減やより迅速な配送サービスの提供を、Amazon.co.jp はネット通販による受注量の増加を目指していきたい考えだ 。
また、大型メールボックス(推奨規格に適合した郵便受箱)を設置した場合、日本郵便㈱から1戸当たり500円のキャッシュ バック(設置手数料)が受け取れる。
設置手数料の対象は2014年10月以降2016年3月31日までに大型メールボックスを設置した集合住宅で、申し込み受付期間は大2015年4月1日から2016年3月31日まで。
【問い合わせ】
販売代理店:㈱野口興産リニューアル事業部 03-3994-5627
(大規模修繕工事新聞 No.60)