東京・江東区で住民自発の交流会開催
7月2日土曜日、JR総武線・亀戸駅前の亀戸カメリアプラザ5階・江東区亀戸文化センターで、江東・マンションふぉーらむ21主催の第34回江東区マンション交流会が行われました。
今回は、NPO法人東京いのちのボータルサイトの鍵谷一副理事長が講師となり、「来るべき震災を生き延びるために~マンションの防災とコミュニティ~」と題する講演がメインでした。
講演の後は、参加者約76人が「マンショントラブル」「大規模修繕」という2つの分科会に分かれ、それぞれ車座になって情報交流を行いました。
2000年4月16日に第1回交流会を開き、その後2年間に6回の交流会を重ね、会として軌道が見えてきた2002年4月14日、「設立総会」を行った。当初はそれぞれのマンションの納涼会などに誘いあう間柄だった顔見知りがはじめた勉強会。
内容はマンション問題すべてで、参加者の経験と知恵をもって情報交流をし、問題を解決していく。江東区住宅課も会の運営協力に積極的で担当者が毎回顔を出している。
大規模修繕の分科会では、コンサルタントの選び方、公正な業者選定などの質問に参加した1級建築士が答えたり、管理会社や理事会の暴走がひどいといった愚痴など、参加者全員が発言しやすい環境がありました。
小林正博副会長は会について「マンションの問題は理事などが単年度で交代するためいつも同じ問題を抱えている。参加者の皆様で自分の住んでいるマンションの経験等の意見交換の場になれば」と話してくれました。
(大規模修繕工事新聞 第20号)2011-08