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外国人作業員の時代がやってくる!? Part23

 タイルの貼り付けを教授する日本人技術者
 ミャンマー人の実習生が実際に作業をしている様子

磯部塗装の磯部社長は8月29日、採用した実習生の家庭を訪問した

 

ミャンマー人材開発機構は外国人技能実習制度での技能実技教育の一環として、塗装、防水に次いでタイル工の技能実技教育も開始しました。

研修カリキュラムではこれまで、外装材の種類、各種塗装・防水工具の種類を学ぶほか、下地補修、シーリング、鉄部塗装、外壁塗装、ウレタン塗装防水などを実習で学んでいます。

これに加えてタイルの貼り付け作業もカリキュラムに加わりました。 実技の実習のほか、日本語教育も同時に行っています。

ミャンマー人材開発機構の外国人技能実習制度では、日本の受け入れ企業の面接後、採用された実習生は6カ月の技能実技教育 を行います。技能実技教育が 2カ月~3 カ月経ったころ、採用した会社の社長などが自らミャンマーへ行き、実習生の家庭を訪問することも積極的に行っています。

8月末にはヤマギシリフォーム工業・山岸 大輔社長、磯部塗装・磯部武秀社長 が実習生の家庭も訪問しました。技能実技教育経過視察、さらに ご両親や親戚に挨拶するとともに日本でどのような仕事をするのかをきちんと説明。また実習生の日本語の学習習熟度の確認をされていました 。

また、ミャンマー人材開発機構では日本語教育 を1カ月以上受けた成績優秀な実習生を表彰し、金一封を差し上げています。 優秀者の選定は、日本語講師3人で選定。

今回は、縫製業や食品加工業の日本の会社に行く女性の中から一人、建設業界に行く男性の中から一人選定しました。

(大規模修繕工事新聞 第82号)

 

 ヤマギシリフォーム工業・山岸社長 (右端)は8 月28日 、採用した実習生の家庭訪問した
 ミャンマー人材開発機構では 成績優秀な実習生を表彰している