月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

『大規模修繕 どこまでやるの いつやるの』

著者/大槻 博司
発行/天地人企画
A5判・238ページ
定価/2,000円+税
2016年11月10日発売
ISBN978-4-908664-02-1

 

1970年に全国的な建築運動の団体として発足した「新建築家技術者集団(新建)」の新建叢書第1弾。新建は発足以来約40年、建築とまちづくりセミナーや全国研究集会、月刊誌『建築とまちづくり』発行など、「住む人、使う人の立場に立って」運動を展開している。

著者は新建の全国常任幹事、『建築とまちづくり』副編集委員長。本書では「修繕積立金の無駄遣いを避ける」 という観点から、「大規模修繕の時期と工事範囲は、一般論で判断するのではなく、建物・設備の状態から裏付けをもって計画するべき 」と指摘。「早すぎる、やりすぎる大規模修繕 」に警笛を鳴らしている。