スマートマンション/東急コミュニティー
既 存 マ ン シ ョ ン へ の サ ー ビ ス
マンション管理業の東急コミュニティーは今年4月、経済産業省の「平成24年度スマートマンション導入加速化推進事業に係るMEMSアグリゲータ」に採択された。
現在、同社では管理を受託している既存マンションに対し、一括受電サービスとともにMEMS導入の提案を推進している。
既存マンションでMEMS導入を行う場合、一括受電サービスを導入することで、共用部分の電気料金を削減することができ、管理組合のコスト削減が図れるとともに、共用部分と専有部分の省エネ・節電をあわせたトータルな支援サービスとなる。
既存のマンションをスマートマンションへと進化させることで、受託管理物件の資産価値向上にもつなげることが目的だ。
MEMS(Mansion Energy Management System)とは、マンションの建物内で使用する電力消費量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御する機能等を有するエネルギー管理システムのこと。
※一般社団法人環境共創イニシアチブ(略称SII)ホームページより
夏季・冬季の電力需要が高まる時期のうち、年間約10日間、ピーク時を指定し、居住者にスマートフォンなどを通じてお知らせします。居住者は、その時間帯に電力消費を一定量以下にキープする努力をすると、対象時間帯の電気料金が割引され、対象の時間帯の電気基本料金の削減を専有部に還元できる仕組み。
サービスに関する問い合せ先
株式会社東急コミュニティー
技術統括事業部エネルギープロジェクトチーム
☎03-5717-1545
(大規模修繕工事新聞 2013-11.5 No.47)