月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

管理組合発注の工事受注高、前期比26.5%増 国交省がリニューアル報告書(四半期)を発表

 国土交通省総合政策局・建設経済統計調査室は12月10日、令和2年度第2四半期受注分における建築物リフォーム・リニューアル調査報告を発表しました。調査対象期間は令和2年7月1日~9月30日。調査対象は建設業許可業者5,000社です。
 これによると、令和2年度第2四半期(7月~9月)の「住宅合計」のリフォーム・リニューアル受注高合計は8,537億円で、前年同期度比13.2%減少。管理組合発注の受注高も1,129億円で11.7%減少しました。ただし、このコロナ禍の中、前期比(4月~6月)は26.5%増でした。
 共同住宅における用途、構造別受注高では、コンクリート系構造の「共用部分」のみ、4.9%とわずかながらアップ。コロナの影響なのか、専有部分に関する工事は軒並みダウンしました。

(大規模修繕工事新聞 133号)