国土交通省総合政策局・建設経済統計調査室は12月10日、令和2年度第2四半期受注分における建築物リフォーム・リニューアル調査報告を発表しました。調査対象期間は令和2年7月1日~9月30日。調査対象は建設業許可業者5,000社です。
これによると、令和2年度第2四半期(7月~9月)の「住宅合計」のリフォーム・リニューアル受注高合計は8,537億円で、前年同期度比13.2%減少。管理組合発注の受注高も1,129億円で11.7%減少しました。ただし、このコロナ禍の中、前期比(4月~6月)は26.5%増でした。
共同住宅における用途、構造別受注高では、コンクリート系構造の「共用部分」のみ、4.9%とわずかながらアップ。コロナの影響なのか、専有部分に関する工事は軒並みダウンしました。
(大規模修繕工事新聞 133号)