国土交通省は2021年度予算案で、「マンションストック長寿命化等モデル事業」について、昨年度に引き続き17億円を計上しました。事業期間は2020 ~ 2024年度です。
事業は「計画支援型」「工事支援型」の2種類で民間事業者等から公募します。2020年度は4月30日~6月30日、7月1
日~9月30日、10月1日~ 10月30日の3回公募期間を設け、合計41件の提案を受け付けました。このうち「計画支援型」14件、「工事支援型(長寿命化改修工事)」3件、「工事支援型(建替工事)」1件を採択事業として適切であると評価しています。
【先導的な取り組みとは】
・ 長寿命化に資する、新しい工法・材料の導入や技術的に難しい改修工事
・ 多様な居住ニーズに対応する住戸改善の改修工事
・防災性を向上するための改修工事
・地域づくりの観点から新たな機能を導入する改修工事
・団地型マンションの敷地分割等の手法を活用する建替工事
・複合用途型マンションの建替工事、など
(大規模修繕工事新聞 134号)