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この人に訊く―株式会社 東京トルネード 鶴谷 将良 社長

築35年以上の高経年マンションとなると、漏水事故などから管理組合では老朽化した配管の寿命について調査や診断を行います。その結果、改修となれば更新・更生工法のどちらを選ぶか検討されますが、躯体に埋め込まれた配管など、更新が困難なケースも出てきます。給排水管更生工事のプロとして、990件以上・73,800世帯以上の施工実績を誇る株式会社東京トルネード・鶴谷将良社長に、ここでは「排水管更生工事」における会社の取り組み等について、お話を聞きました。

 

―管理組合からの直接受注が90%以上とお聞きしました
 会社設立当初は排水管更生工事が業界の中でまだ確立されておらず、マンションやビルのメンテナンスの実績は多くありませんでした。
 なので管理会社やゼネコンの下で営業していましたが、7~8年前から会社としての実績もつき、300戸以上の物件も手がけるなど、だんだんと認知度も上がってきて、直接管理組合様と話ができるようになってきたのです。
 下請けからはじめて、現場の力が上がって、直接受注が増えてきたと言えます。

―管理組合が更生工事を選ぶ理由は?
 更生工事は、配管を取り替える更新と比べ、壁を壊したり床を剥がしたりする大規模な解体工事が不要なので、費用を抑えられるメリットがありますが、管理組合で皆様が更生工事を選ぶ理由は、実際はお金ではなく、理事会や修繕委員会の方々と私たち営業マンとの付き合いの中で採用していただくケースが多いと思います。
 代表の私もマンションに伺って直接説明いたしますし、何度も会話を重ねていく上で信頼を得ているのだと思います。
 また、年中無休24時間体制のトラブル対応、自社開発の排水管更生法「トルネード工法」では10年間の長期保証など、様々なトラブルを未然に防ぐよう万全のアフターフォローも選ばれる理由ではないかと思います。
 「トルネード工法」は共用部分の立管、専有部分の横引管の一体施工で、保証がつきます。

―管理組合へのアドバイスはありますか?
 配管は外壁や鉄部、防水等と違って、マンションの内側の部分(見えない部分)です。
 このため、老朽化がどこまで進んでいるのかわかりにくい。漏水事故があってはじめて、問題意識を持つのですけど、1件の漏水事故で今度は「全部悪いんじゃないの?」という意識が芽生えたりもします。
 工事を実施するかしないかの前に、人間でいう「健康診断」をなるべく早めに行うことをおすすめします。配管の調査診断を行うことによって、どのくらいの時期にどのような工法で行うか計画することができるからです。
 それぞれのマンションの事情に合った提案をさせていただきます。

―管理組合から評価されている認識は?
 工事後のアンケートをみると、「作業員の対応がよかった」「あいさつがきちんとできている」といった感想が見受けられるようになりました。
 「住まいながらの工事」であるため、昔から現場作業員には住民へのあいさつを徹底してきました。アンケートに反映されるということは、ひとり、ふたりの作業員が特別なわけでなく、みんなが実践しているのだなと思います。
 こうした住民対応がしっかりできていけば、現場の力もついているのだなと感じられます。

―最後に東京トルネードの今後の抱負をお聞かせください
 今後はタワーマンションで排水管改修のニーズが増えていくと考えられます。
 タワーマンションの構造では配管を取り替えられないケース、更新が難しいケースが想定されます。このため、そのようなタワーマンションの配管システムの研究を行い、実績を積み上げていきたいと思っています。

株式会社 東京トルネード 鶴谷 将良 社長

企業データ

大規模修繕工事新聞 2026年2月 194号