月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

File Data. 8 東京・荒川区/ハイツ町屋管理組合

2010-06-06-04

2回目の大規模修繕工事ポイントはプランター

荒川のリバーサイド、記者が訪れた5月はたくさんの新緑に覆われており、恒例の荒川の花火大会(今年は7月29日㈭午後7時30分~ 8時30分)は特等席での宴会を楽しめる。
そんな好環境にあるマンションで2回目の大規模修繕工事を行ったのは㈱日装(本社東京・新宿、小川隆幸社長)。躯体補修、シーリングなどの一般的な改修工事を行った。
2010-06-06-05 今回の工事で特に配慮した点は、6F、10F、14Fの3フロアの共用廊下に設置しているプランター(花壇)の防水。これまでは防水加工が施されておらず、コンクリート躯体への雨水の浸入が問題となっていた。
プランターの防水改修では、まず土を全部掘り出さなければならない。当初は掘り出した土を処分し、FRP防水による加工後に新しい土を入れる予定であったが、工事費節約とエコ(資源を無駄にしない)のため、土を再利用することに決めた。
掘り出した土を土のうに詰め、廊下に約2カ月半の間、集積。「廊下を汚しては困るし、排水ドレンまでの雨水の流れを止めてはならないし、場所はとるし。
住んでいる中での工事ですから気を配りました」と工事担当者 こうして住民の不便、工事のやりにくさを我慢して得たメリットはおカネの節約であって、当初は予定になかった廊下笠木のウレタン塗装や樋の修理など、他の修繕の追加工事にあてることができた。

(大規模修繕工事新聞 第06号)

2010-06-06-09

 

プランターは6、10、14F の3 フロアに設置している
プランターは6、10、14F の3 フロアに設置している
勾配調整のためモルタルを打設。左上に掘り出した土のうがみえる
勾配調整のためモルタルを打設。左上に掘り出した土のうがみえる
FRP 防水施工完了。土を戻して緑化作業へ
FRP 防水施工完了。土を戻して緑化作業へ

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