下地補修に注力
3回目の大規模修繕工事
今回の工事は3回目の大規模修繕工事であり、特に外壁の下地補修に注力した。
外壁の既存塗膜の状況確認を入念に行い、必要な個所については塗膜を全面剥離する補修を行った。
同様に鉄部に関してもケレン(剥がれかかった既存塗膜やさびを除去する作業)を重視し、ケレン作業を実施しにくい部位などにおいては、一部パネルを現場
から撤去して作業場で塗装を行うなど、通常塗装を行わない部分についても入念に塗装を行った。
あわせて建築工事として雨樋の交換工事、三角出窓のサッシ交換工事を行った。三角出窓の交換では、使い勝手を改善するため、既存の開き形状からアルミ製オーニング型窓サッシに形状を変更した。
(大規模修繕工事新聞 第12号)