「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。首都圏、関西圏の約30,000の管理組合に直接、無料で発送しています。また、同じ内容のメルマガ版は登録いただいた方に無料配信しています。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」の過去から現在に至るまで、全ての記事を収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を左下の検索窓からキーワードを入れるだけで必要な情報を得ることができます。

大規模修繕工事は何からはじめる?

27-22大規模修繕工事は何からはじめる?

質問者:東京・豊島区 理事長
2001年竣工・1棟・32戸
質問内容:管理会社の担当者から「そろそろ大規模修繕工事の時期ですので、当社の技術者が簡易診断を行い、
概算見積もりを出しました」といって大まかな金額の入ったものを提出されました。
マンション住民は建築関係に素人ばかりで、このまま管理会社のいうとおりに工事を進めていいものか悩んで
います。
他の管理組合では、大規模修繕工事をどんなところからはじめているのでしょうか?
回答者:㈱美幸建築企画 代表 荒川幸男氏
回答:質問者のマンションは32戸と小規模ですね。
一般的な小規模マンションでは、修繕積立金のプールが少ないにもかかわらず工事単価が高くなるなど、スケールメリットの恩恵を受けられない状況にあります。
また大規模マンションに比べて、住民に建築士がいるだとか、建設会社に勤めているだとか、そうした管理組
合内部から人材・知恵を出すこともなかなか難しいところが多いようです。
現在、地方公共団体によっては大規模修繕工事などの相談について、建築士やマンション管理士等の専門家派
遣制度を行っているところが少なくありません。
また管理組合団体や業界団体でも相談や専門家の派遣、診断業務などを行っています。
各団体が催しているセミナーなどに参加して、参加者の管理組合同士で情報交換をしてみるのもよいでしょう。
まずは大規模修繕工事の情報を得ることですね。
それから専門家にコンサルタントをお願いするなり、管理会社と共同で工事をすすめるなど、管理組合として
選択をしてはいかがでしょうか。
(大規模修繕工事新聞 第27号)2012-03


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA