月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

Q51 持ち主不明の自転車の対処は?

Q51 持ち主不明の自転車の対処は

駐輪場問題で困っています。毎年、届出制にしているのですが、登録をしない放置自転車が減らないのです。とはいえ、放置自転車を勝手に業者に依頼し、廃棄してしまっていいのかわかりません。どうしたらいいものでしょうか。

ベストアンサーに選ばれた回答

他人の所有物を同意なく処分する
放置自転車でも細心の注意をわすれずに

 

マンションの敷地内(私有地)に自転車が放置されている場合、行政上の撤去対象にはなりません。このため、簡単に撤去作業をすると、思わぬトラブルになる可能性も含まれています。
では、どのようにしたら問題のない方法で自転車の整理ができるでしょうか。
管理組合ができる、所有者不明の迷惑自転車の対応は2通り。
①所有者不明の自転車は所有権の放棄をしたものとみなし(民法239条適用)、撤去・処分する
②遺失物法により、一定場所に3カ月程度保管し、その後に撤去・処分する
ただし、いずれも他人の所有物をその人の同意なく処分する措置であること、細心の注意を忘れずに。
掲示したことを証明する写真や、処分前の自転車の写真などを撮影しておき、一定期間保管しておくこともしておく対応が必要といえます。
<参考>
『新・マンション管理の実務と法律』日本加除出版発行

(大規模修繕工事新聞 第96号)

764戸のマンションの事例。年150台近くあった放置自転車は1カ月間告示し、登録しない自転車を回収することに決めた

 マンション内の駐輪場も飽和状態の様子だ

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