月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

マンション設備の改修 <解説と事例> ポンプの種類と特徴

給水ポンプは、マンションのそれぞれの給水方式によってさまざまな種類があります。
ポンプとは、水に圧力を加えて離れた場所へ送る機械のことです。傘をぐるぐると回すと外側に水がはじけるように、ポンプと羽根車に遠心力という圧力を加える原理で作られています。


ポンプは15~20年程度で更新をしているマンションが多いといえます。モーターの絶縁が劣化や軸封、ベアリングの劣化等が経年で劣化するため、一定時期での交換が必要になります。
また、ポンプは法定点検、定期点検が欠かせません。必ず実施する必要がありますが、顧客(管理組合)の無知に乗じて、更新させよう、補修させようと、必要以上に劣化が進んでいるという点検報告書を記載する悪質業者もいるので注意が必要です。
疑問が生じたら繰り返し質問するようにします。業者が質問に答えられないようなら、その知識や報告書に疑問を持ち、第三者の専門家の意見を聞いてみることも大切です。
<文/全国建物調査診断センター・給排水設備担当:渕上>

(大規模修繕工事新聞 105号)

●給水ポンプ

高架水槽方式

ポンプ圧送方式

増圧直結方式

●排水ポンプ

地下室またはピット式機械式駐車場に設置

●その他

構造用途により屋内消火ポンプ、スプリンクラー用ポンプがある