「あのマンションで暮らしたいと思われるように」
エステ・シティ船橋管理組合は1月30日、近郊から10管理組合を招いて工事見学会・交流会を開いた。
現在、エステ・シティでは築60年以上を視野に入れた建物の長寿命化の観点から、とにかく品質にこだわった工事を進めている。
主要工事の材料の保証期間を延長する(アスファルト・ウレタン防水、シーリングを15年、タイル・コンクリート補修、雨がかり外壁塗装を10年など)ことで大規模修繕工事の周期を12年程度から15年以上に伸ばし、建物のライフサイクルコストの軽減を目指すというのだ。
保証期間の延長はきちんとした施工を行うことが大前提。工期6カ月の計画を少数の職人が建物全体を受け持つことで8か月予定とし、万全の施工体制で品質を確保する。
「どの人からも、あのマンションで暮らしたいと思われるようにしたい」と理事長。工事にかける思いをそう話していた。
(大規模修繕工事新聞 第14号)