月刊「大規模修繕工事新聞」は、一般社団法人 全国建物調査診断センターが発行するマンションの適正な管理に役立つ管理組合向けのフリーペーパーです。コロナ過を契機に発行形態を紙媒体から全面的に電子版に移行いたしました。それにともない、これまで首都圏、関西圏のみの発行でしたが、ネット配信の強みを生かし、全国規模に拡大しました。当HPでは、「大規模修繕工事新聞」創刊から現在に至るまで、全ての記事をアーカイブ収録していますから、マンションの大規模修繕工事に関する情報やマンション管理組合に関する情報を右の<記事検索>にキーワードを入れるだけで表示させて、必要な記事を読むことができます。今後とも、マンション管理組合さまのお悩みに寄り添い適切な情報をお届けしてまいります。

Q&A エレベーターと地震 その②

Q4  地震管制運転装置があっても閉じ込められるのは何故ですか?
A4 地震管制運転装置は地震の揺れを感知して最寄階に停止させる装置です。
直下型等の激震が発生した場合、他の安全装置が作動してエレベーターが急停止する可能性はあります。
それが新聞報道にもあった「缶詰」故障です。エレベーターには様々な安全装置があります。最重要なものとして、扉が完全に閉まっているか確認する安全装置があります。
地震の大きな揺れでも扉が一瞬でも開いてしまった場合は安全のため急停止します。
扉が開いたままエレベーターが動いたら重大な事故になります。また、エレベーターの速度を監視している装置が地震の揺れで誤作動したりする場合も急停止します。
Q5 もし、急停止したらそうしたらいいのですか?
A5 もちろん、インターホンなどで救助を求めるのが一番ですが、大規模な災害が発生した場合は、対応に時間がかかる可能性があります。また、同時に火災が発生した場合など救助を持っている時間がない場合などは、自分で最低限の自衛手段をとるしかないでしょう。
Q6 一般の人にできる自衛手段とは?
A6 エレベーターが急停止した要因により対応は異なりますが、「エレベーターは扉が少しでも開いたら急停止する」ということを思い出してください。
もし、目の前の扉が少し開いているようであれば、自分で閉めてみてください。
他の安全装置が作動していない場合、エレベーターが自動的に運転を再開する可能性があります。
もちろん物理的に大きなダメージを受けていない場合ですが、最寄りの階に停止して扉が開く可能性があります。
Q7 それでも動かなかったら?
A7 エレベーターの停止している位置にもよりますが、扉を自分で開けてみることです。
エレベーターのメーカーや機種によって違いますが、作動している安全装置によっては扉が手で開閉できる場合もあります。
ただし、正常な位置に停止していない場合には、外側の扉は連動して開かないので、外側の扉を開ければ外に出られる可能性はあります。
(大規模修繕工事新聞 第76号)


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